「褒め図鑑」子どもがぐんぐん伸びる!タイプ別の褒め方20選

目次
子どもは褒められて伸びるって、本当?
「今日も叱ってしまった・・・」「同じ褒め言葉ばかり・・・」
そんな悩みをお持ちの方は多いと思います。
私自身、現在も子育てを始めたばかりの頃も、叱る回数や褒めるバリュエーションに困っています。
そんな中育児本や、保育士の研修や講演等で分かったのは、
褒めることは叱るよりも何倍も子どもの成長を促す
ということ。
この記事では、褒めることのメリットや叱りすぎのデメリットを抑えたうえで、今日から使える「褒め図鑑」20選をご紹介します!!
褒めることのメリット
1.自己肯定感を育てる
「自分を大切にされている」と感じる経験は、将来の自信やチャレンジ精神に繋がります。
褒められることで、子どもは「やってよかった」と心から思えるのです。
2.やる気・挑戦心を引き出す
褒められると脳内のドーパミンが分泌され、「もっとやってみたい」「やりたい」という意欲が湧きます。
結果、学びやスポーツ、生活習慣すべてに前向きな姿勢を持つようになります。
親子の信頼関係が深まる
褒めることは「見てくれてる」という安心感を与えます。
この信頼があるからこそ、子どもは困ったときに親に相談できるのです。
叱りすぎのデメリット
子どもは
急に道路に飛び出す 刃物等の危険性も分からないため、躊躇なく触ったりする
等の衝動的な行動を取りますので、命の危険がある行動や社会的マナーを守らせるための注意は必要です。
しかし、叱る頻度が多すぎると以下のような悪影響が・・・
- 自己否定感が強くなる
- 「自分はダメな子」と思い込みやすくなる
- 親の顔色ばかり気にする様になる
- 自分の意思を持ちにくくなる・自分の気持ちに蓋をしてしまう
- 挑戦を避ける様になる
- 失敗を恐れて新しいことにチャレンジしなくなる
- 隠す・嘘をつく習慣がつく
- 怒られないために正直に話せなくなる
褒め方の基本ルール
褒めるときは、以下3つのポイントを意識すると効果倍増です!
- 結果より過程を褒める
- 例)「最後まで諦めなかったね」「最初より早くできる様になったね」「挑戦でき てすごいね」
- 比較ではなく、その子らしさを褒める
- 例)「○○くんらしい工夫だね」
- 具体的な言葉で褒める
- 例)「ありがとうって言えたの嬉しかったよ」「積み木片付けてくれて助かったよ」
褒め図鑑
ここからは、日常で使える褒め方を20個ご紹介!!
※スクショして保存していつでも見返せるようにすると便利です。
1.言葉で褒める(定番系)
- 「すごいね!」
- 「頑張ったね!」
- 上手にできたね!」
→短くても効果的。声のトーンや表情で感情を込めるのがコツ。
2.行動で褒める(非言語)
- ハイタッチ
- ギューっと抱きしめる
- 拍手する
→具体的な行動をその場で褒めると定着しやすい。
3.場面別で褒める
- 「泣かずに待てたね!」
- 「最後までやり切ってすごいね!」
- 「今日は片付けが早かったね!」
→具体的な行動をその場で褒めると定着しやすい。
4.個性を褒める
- 「その発想すてき!」
- 「○○ちゃんらしい色の使い方だね!」
- 「優しいね」
→兄弟や他人と比べず、その子の特性を認める。
5.観察ベースで褒める
- 「妹のこと見てくれて、ありがとう」
- 「気づいてくれて助かったよ」
- 「静かに待っててくれてすごいね」
→「見ているよ」というメッセージが信頼感に。
6.努力・工夫を褒める
- 「前より上手くなったね」
- 「工夫して作ったんだね」
- 「やり方を変えてみたんだね」
→成長や試行錯誤を認めることで自身に。
7.感情を伝える褒め方
- 「ママ嬉しい!」
- 「パパ助かったよ!」
→感情を添えると、子どもは達成感と親の喜びをリンクさせやすい。
年齢別おすすめの褒め方
○ 3歳まで・・・スキンシップ+短い言葉
○ 4歳〜6歳・・・具体的な行動や努力を口にする
○ 小学生以降・・・自立や責任感を評価する褒め方
褒め方で気をつけたいポイント
○ 褒めすぎて依存させない
○ ご褒美と褒めることを混同しない
○ 嘘や大袈裟すぎる褒め方は逆効果
まとめ
褒めることは、子どもの栄養。
叱るよりも何倍も成長を促し、親子の信頼関係を深めます。
まずは今日から「褒め図鑑」の中から1つ選んで実践してみてください!
きっと子どもの笑顔とやる気が、いつも以上に輝きますよ♩