ワンオペ育児に疲れた私がパパを変えた方法とは

育児に不慣れと言い、あまり育児に協力的ではなかったパパが「写真を見せ続ける」ことを実行したら、少しづつ育児に協力してくれました。
育児に不慣れと言い、あまり育児に協力的ではなかったパパが「写真を見せ続ける」ことを実行したら、少しづつ育児に協力してくれました。
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パパになる瞬間:写真が教えてくれた育児の楽しさ
長男が生まれてから、私は怒涛の育児生活に突入しました。「母はお腹に子どもが宿って母親になる」という言葉は本当で、お腹を蹴るたびに「ああ、母親になるんだな」と実感しました。
一方、「パパは子どもに『パパ』と呼ばれ始めて父親になる」という言葉も、まさにその通りかもしれません。息子が生まれて1、2ヶ月の間、夫は「育児に不慣れだから」と、あまり積極的に育児に関わろうとしませんでした。
それでも、息子が可愛いのは伝わってきました。寝顔やミルクを飲む姿を何度も覗き込んでは、「可愛いね」「よく飲むね」と笑顔で声をかけていました。
遠隔育児? 写真と動画で繋がる絆
夫は仕事柄、丸一日家を空けることがあります。そんな夜には決まって、「〇〇くんの写真送って」「動画撮って」と連絡が来ました。最初はまめに送っていましたが、夜泣きや授乳で心に余裕がなくなり、送れない日も出てきました。正直、わざと送らなかった日もあります(笑)。
動画を送らなかった翌日、夫はこっそり息子の動画を撮っていました。その様子を見て、「あ、子どもが好きなんだな」と改めて感じたのを覚えています。
写真作戦、まさかの成功!
夫ともっと息子の時間を増やしてほしい。そう願って何度か育児をお願いしてみましたが、予想外のことがあるとすぐに私を頼って逃げてしまうことが何度かありました。
そこで私が試したのは、とっておきの作戦でした。「この瞬間は今しかないから、子どもの成長を見逃さないで!」というメッセージを込めて、息子の写真や動画を撮りまくり、夫に見せ続けたのです。
息子のとびきりの笑顔、ミルクをゴクゴク飲む動画……。そうして写真や動画を見せるたびに、夫は「こんな顔するんだね」「なんか、大きくなったね」とコメントするようになりました。
すると、どうでしょう! それから夫は急にお風呂に入れてくれたり、ごはんを食べさせてくれたりと、子どもの成長を見逃すまいと全力で育児に関わってくれるようになったのです。おかげで私は自分の時間を確保できるようになり、息子もパパにすっかり懐いて笑顔を見せるようになりました。
パパが育児に目覚める「些細なきっかけ」
夫が「パパ」になるのは、本当に些細なきっかけからなのかもしれません。我が家の場合は「写真を見せる」ことでしたが、他のご家庭ではまた違うきっかけがあるでしょう。
夫が育児に関わってくれないと悩むママは、本当にたくさんいらっしゃいますよね。「夫が変わるまで待つ」という方や、「もう夫には期待しない」と割り切っている方もいるかもしれません。
もし、「夫にもう少し育児に関わってほしい」と願うなら、いくつか試してみてはいかがでしょうか。例えば、我が家のように**「子どもの成長を写した写真を見せる」とか、「1時間だけ子どもと夫を二人きりにしてみる」**など。
いくつか試してみて、それでもダメなら諦めようと私は思っていました。なぜなら、夫にかまってあげる時間がもったいなかったからです(笑)。
もし夫の変化に期待するなら、ぜひ諦めずにいくつか試してみてください。
そして、夫の変化が見られたエピソードや、日頃の愚痴など、ぜひこのサイトを皆さんの「捌け口」として活用してくださいね!